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2018/01/03
明治維新から150年目の節目にあたる2018年が明けました。皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年は明治維新150年の記念イベントが全国各地で目白押しのようです。武家政権が終わり、日本の歴史が大きく動いたこの時代に今、スポットがあたっています。NHK大河ドラマも今年は『西郷どん』です。
現政権トップの年頭所感でも明治維新150周年が言及されており、曰く「高い志と熱意を持ち、より多くの人たちの心を動かすことができれば、どんなに弱い立場にある者でも、成し遂げることができる」と津田梅子の言葉を引用されていました。当社のような小さな企業にとって、この言葉は明日への活力にもなるものです。
一方で、“より多くの人たちの心を動かす” ということは簡単ではありません。むしろ、これが企業としての究極の存在意義でもあるがごとく、大きく立ちはだかる壁でもあります。
この高い壁にチャレンジしていくため、明治維新を成し遂げた幕末の志士たちにあらためて学ぶことは “先義後利” の精神です。
幕末の志士というと多少大げさな話になりますが、ビジネスで捉えてみると規模に関わらず成功している企業にとって、“先義後利” の精神とは当たり前のように実践されている根本思想とも言えます。よって、こういった企業からも大いに学んでいきたいと思います。
恥ずかしながら、ついつい目先の、誰の目から見てもわかりやすい利に走ってしまい、後で痛い目を見た経験が何度もあります。後になって気つけばまだマシですが、ひょっとすると気がつかずに大事な何かを失っていることもあると思うとゾッとします。
あらためて、この根本思想をわかりやすく表現していきたいと思います。
創業してまだ間もない当社として僭越ながら、縁あって関わりを持たせていただいた「お客様の心を少しでも動かせる」ように、この “先義後利” の精神を持てるよう精進したいと思います。
2017年は創業2年目を迎え、お陰様でお客様とのかかわりが増えてまいりました。創業間もない当社に対して、関わりの機会をいただきましたお客様にあらためて心より感謝申し上げます。
昨年末にオフィスを移転し、新しい仲間も増えたり、新しいパートナー企業との提携もあったりと、組織としての輪郭も少しずつですが形づくられ、充実した1年となりました。
一方、当社のミッション “日本の営業を元気にする” を実現するには、まだまだ険しい道のりと自覚しています。今年はさらに新たな仲間やパートナー企業を増やし、お客様への提供価値を高め、“先義後利” でさらに多く方々と関わりたいと誓う次第です。
本年も変わらぬ御愛顧の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
(米倉達哉)