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2016/09/23
サイクリングと人の縁
久しぶりに晴れた週末にロードバイクを駆ってサイクリングに出かけました。自宅から気軽に行けるサイクリングロードは、利根川か我孫子市の手賀沼のどちらかです。
利根川サイクリングロードは自宅からすぐに行けて人も少なく、ロードバイクのライディングには最適です。手賀沼サイクリングロードは、行くまでに公道を10km程走らなければならず、おまけに散歩する人も多く、ガンガンとライディングすることができません。
普通に考えると利根川を選ぶと思いがちですが、実は時間のゆとりがある時は、必ず手賀沼サイクリングロードに行きます。自分でも不思議ですが、どうも人や自転車が多いところのほうに、行きたくなるようなのです。
利根川サイクリングロードを走っていても、快適にライディングできるのですが、ただ走るだけで何か物足りないのです。
結局は、人が恋しいということなのでしょうか。特に言葉のコミュニケーションを交わすわけではありませんが、同じ空間を共有する縁とでも言うのでしょうか。家族連れを見たり、サイクリストとすれ違ったりしながら走ることのほうが、サイクリング自体も面白いと感じます。
他者と言う存在は、意識しなくても、私たちに縁することで意思決定に影響を与えているのだなと、手賀沼からの帰りのライディングで思いました。
さて、営業も人との縁が大きな影響を与える仕事です。新規開拓の初期段階では、煙たがられることもありますが、人間関係ができてくると徐々に歓迎されるようになり、自社の商品・サービスを受注し、導入いただくと、もっと来て欲しいと言われます。不思議ですが、当初は拒否の姿勢が強いお客様ほど、結果的にユーザーになってくれたように思います。
だんだん縁が深くなり、お客様と思いや利害を共有するようになって、一種のパートナーのような関係になっていくのでしょう。
こう考えると、多様な人と接し、縁を深めていける営業は、面白く、自分自身の成長に大きく貢献してくれる仕事といえるのではないでしょうか。
厳しいお客様に接している時でも、もっとこの方との縁を深めていくのだと思うことで、こちらの発信する空気が変わり、より豊かな縁に変わっていくのでしょうね。
今以上に営業という仕事を楽しんでいきたいものです。
(シェルパ・弥左衛門)