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2016/12/03

最近、仕事の関係で居酒屋通いが少なくなり、ふと寂しくなり、気づいたことがある。よく考えてみると、酒が目的ではなく、酒を介して人との話がしたかったことだと分かった。

「人との会話が自分にとって大事なエネルギーとなっていること・・・」を、かみさんからは体を壊すからあまり酒を飲まないようにと苦い顔で言われ、何か悪いことをしているかのように自分には思えるが、それでもへこたれず居酒屋通いはやめられない。

実は話がしたいがゆえに居酒屋に行く。
ただ話せばよいだけでなく、酒が入ることでつい本音も言い合える。意気投合して大きな声で話し合い、居酒屋のおやじから声が大きいと怒られる。(笑) 
つい先日、いつもの仲間からこんな話が出た。「車の点検もいいけど、お前の体の点検はできているのか?」「車の点検には大金をだすが、体の点検にケチっていては本末転倒だよ」なるほどなと思った。

生きている限り酒を飲んでいたいと願っている自分にとって、大事なことが抜けていたと反省した。そして酒が抜けたときに、しみじみと人としての関わりの大切さを思ったりする。
会話が弾み大事なことに気づいたりする。人の話をよく聞いていると、相手の顔がイキイキとして夢中になって、いろいろな話をしてくれる人もいる。

営業の仕事をしている自分にとって、改めて気づくことは「人の話をよく聞く」ことの大切さだ。自分の言いたいことを少し我慢することで、相手はいろいろな話をして近づいてきてくれる。また、少し我慢したことで相手も自分の話に耳を傾けてくれる。
「人は自分の話を聞いてほしい」と願っている。
このことは、居酒屋で出会う仲間同士で特に感じること、これから営業の仕事のみならず、かみさんとの会話にも活かしていかねば・・・(笑)

(シェルパ・酒吞みどん兵衛)

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