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2021/11/02

読書は成功者のノウハウを疑似体験できる

読書の量と年収が比例する?

 

一流のビジネスパーソンほど多くの本を読んでいます。経営やリーダーシップで優れた成果を上げている人たちの多くは「愛読書」と呼ぶものを持っていたり、また常に新たな本を読んでいたりします。

ではなぜ一流のビジネスパーソンは本を読むのでしょうか?

 

仕事でより高い成果を生み出すためにはインプットとアウトプットのバランスが必要ですが、インプットを増やす方法は大きく三つあると言われます。人から教えてもらう、自ら体験する、本から得る、です。このうち「人から教えてもらう」と「自ら体験する」は誰でもいつでも、というわけにはいきません。ところが「本から得る」方法は面識のない企業の経営者の考えや経験すら好きな時に得ることができるのです。

読書と仕事の関係については、「読書量と年収」という視点から世界中で調査がされています。

日本では2019年に総務省が行った「家計調査」があります。

データによると、年収455万円以下の世帯は、年間の書籍代が5,160円ですが、年収923万円以上の高収入世帯では、年間15,571円と約3倍の差が開いています。

 

一方、海外ではもっと顕著なデータがあります。アメリカ「Business Management Degree」の調査によると、富裕層の以下のような行動が発表されています。

・88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万以下層」は2%)

・86%が読書家である(「年収300万以下層」は26%)

・63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万以下層」は5%)

富裕層とはマイクロソフトのビル・ゲイツ氏や投資家のウォーレン・バフェット氏などを含んでおり、1日30分以上ビジネス書を読む人の割合は実に44倍もの差があります。

そのほか、書店には著名人が読書の大切さについて書いた本が並んでいます。

このように読書の有用性については多くの人が理解しているものの、仕事や家庭で忙しい日々を過ごしているとなかなか読書できないのが実情です。

・読書はしたいけど仕事が忙しく時間が取れない

・何を選べばいいのかわからない

と考えて実際には本を手に取らないでいる人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は「仕事で忙しいビジネスパーソンが限られた読書でも高い効果を得るコツ」と「本を選ぶポイント」についてご紹介したいと思います。

 

読書の効果を高める3つの質問

 

記憶の達人とも呼ばれ、脳トレーニングのコーチであるジム・クイック氏は読書の効果を高めるために、次の3つの質問を自らにすることが効果的だといいます。

 

1.(読んだ内容を)どうやって実践するのか?

2.なぜこの内容を実践しなくてはいけないのか?

3.いつ実践するのか?

読書をしても行動に移さなくては変化につながりません。逆に少ない読書量であっても、想像力を働かせて「自身の仕事にどうやって活かそうか」と考えることで、十分に変化を生むことができます。

 

次に「なぜ実践するのか」です。「行動に移さないといけない」と思わなければ、わざわざ他のことを押しのけてまで実践することはありません。

 

最後に重要なのは「いつ」やるのかです。期日を決めることで、実行するまで頭の中に本の内容が残り続け、行動した時により深く理解できるようになります。

 

 

習慣にするのは意思の強さではない

 

読書の重要性や効果の高め方は理解できても、一番の難題は「読書をすること」そのものではないでしょうか。すでに読書が習慣になっている方にとっては苦もないことですが、そうでなければ「時間ができたらと思っていたら何年も経過していた」という人も多いでしょう。

 

そこで参考になるのが、スタンフォード大学のB・J・フォッグ博士が提唱する「人間の行動モデル」です。

 

B(行動)=M(動機)x A(実行能力)x T(きっかけ)

 

我々が行動を起こすかどうかを決定するのは、「動機」と「実行力」と「きっかけ」だということです。

どうでしょうか?「動機」と「きっかけ」はわかりますが、「実行能力」については少しハードルが高いと感じませんか?「なんだ。結局は意思の強さが大事なんじゃないか。精神論のことか」と感じる方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

 

フォッグ博士によると、実行能力を決定するのは「どれだけ簡単に、あるいは難しくするのか」だと言います。目標をシンプルで容易にすればモチベーションの大きさに関わらず簡単に実行できます。逆に目標を高く設定してしまえば変化するモチベーションに依存して行動できる場合とできない場合が生まれてしまうということです。つまり行動を極力簡単にすれば、大きなモチベーションを必要としないから、簡単に実行可能となるというわけです。

読書を習慣にしていない人であれば、例えば1日1ページから、あるいは1日3行からでも構いません。継続することで「もっと読みたい」という動機が高まることもありますし、何かきっかけができたときにより多くの量を読めばいいのです。

 

 

良書に出会うために

もう一つ、読書を継続するためのポイントをご紹介します。それは自分に合った本を読むことです。同じテーマについて書かれた本でも抽象的なものもあれば、具体的なスキルに特化したもの、あるいは古典を著者の視点で紹介したものなど、様々なスタイルの本があります。

 

「経営といえばドラッカーだから代表作から」と思って手にとっても、経営の本を読みなれていない人にとっては必ずしも良い選択でないこともあります。それよりも「マンガでわかる〇〇シリーズ」のような初心者向けの内容で予備知識を掴んでから取り掛かるほうが理解できるでしょう。

 

どんな本からスタートすればいいかわからないという人は、次の三つのスタイルから自分に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。一つは入門書のような読みやすいものをいくつか選択し、その後に立場や視点の異なる内容のものを読んで徐々にレベルを高めていくというスタイル。二つ目は同じ著者の本を複数冊読んで理解を深める方法。そして三つ目は同じテーマに対して異なる著者の本を読んで視点を広げるアプローチ。それぞれに合ったやり方が見つかれば、必ず自分自身にとっての良書(愛読書)と出会えるはずです。

 

 

最後に

 

「書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取りいれて自己改善する最良の方法である」 (哲学者・ソクラテス)

 

本には著者の経験や考えが詰まっています。直接指導を受けることができない企業の経営者やすでにこの世にいない偉人と対話できるのです。「読書の秋」をきっかけにして著書の人生を疑似体験してみませんか。

 

田門 誠一郎

 

 

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