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2020/02/29

酒のうえの話 ~偉大なるマンネリ~

今晩もいつもの行きつけの居酒屋に入る。

最近は決まりきった酒の肴に若干飽きがきている。何故なら、ここに通い始めてから十数年経つが、メニューはほとんど変わっていないからだ。

勇気を出して、大将にメニューの追加を言うことは、これまで何十年も板前としてやってきたその自信と人生の大先輩に対して、畏れ多くて意見を申し上げることはとてもできない。

いつものように食材が入ったガラスのネタケースを隅から隅まで見る。新しいものはないか?
今までのものと違うものはないか?と二度見して探すがこれといって新たな変化はない(笑)

あえて言えば、秋に秋刀魚、冬に牡蠣が追加されるが、年間を通してケースの中は常に鮪、イカ、タコ、ホタテの刺身と、馬刺し、鮭の切り身である。取り敢えず、女将さんに酒を頼み、出されたお通しで一杯はじめる。頭の中は何か一品頼まないといけないなと悩んでいる。カウンターと対面にいる大将も少し高い視線から注文を待っている。

メニューは、長年にわたり代わり映えしないので,既に頭の中に入っているが、取り敢えず「鮪の山かけに納豆入れてください」と自分なりのアレンジで、やっと注文する。大将もこのくらいのオーダーは何とか受け入れてくれた。最初にこのオーダーをした時はさすがに「えーっ、鮪の山かけに納豆を入れるの?」と少し違和感を持たれたが、自分はいつもこうやって食べている。東京に住んでるときは近くの寿司屋のメニューにもあることを伝え、酒の肴として売れているメニューであることを力説した。その甲斐あって、今は私の独自のメニューとして認められている。

ある時、大将に「タコのマリネつくってよ」とちょっと意地悪な横文字の注文をしたら、驚いてのけぞってしまった。そのくらい西洋料理に疎かったのだ。「単なるタコポン酢和えですよ」と言ったらメニュー通りでほっとしたようだった。この居酒屋のメニューとしてお薦めなのは、肉野菜炒め、焼うどん、厚焼き玉子で特に旨い。常連客も認める評判のよいメニューである。若い頃は酒だけで肴もいらず、「下手な大工でのみ一丁」であったが、今や酒の肴がないと飲めなくなってきた。酒2合位ですぐに酔ってしまい眠くなる。挙句の果ては一緒にいる仲間と最後まで話を続けられないまま自分が壊れていく。翌日は2日酔いが待っている。

飲みに行くたびに、メニューの変化を期待しているが、変化があるのはお通しのみである。たまには大将からメニューの要望を聞いてくれないのかな・・・とついつい思ってしまう。

ある時、地元の常連客がこの居酒屋の料理メニューを「偉大なるマンネリ」とぼそっと言った・・・。

私の酒飲み人生もここのメニューに似てマンネリになっているようだ。地元の人たちの寄り合う場所にもなっている唯一の楽しい居酒屋である。長年通って自分のわがままが出たようである。しかしながら、ここの大将が、今あるメニューで自信をもってやっている心意気に「偉大なるマンネリ」と呼ばれるのもいいじゃないか… (笑)

 

ふと、酒を飲みながら好きな『営業の世界』 で考えてみた・・・。長くお客さまを担当することでのマンネリ化を打破することは、やはり、お客さまの関心事が何であるかを常に意識して、ヒアリングすることが基本であるとあ らためて実感した。

(シェルパ酒呑みどん兵衛)

 

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